飲食店が手掛ける老人ホーム給食のプロデュース

掲載日 2023年02月22日  医療・福祉 


起業内容



コロナ禍でサービス業の弱さを痛感。
経済に左右されにくいビジネスとして、
飲食店が手掛ける老人ホーム給食のプロデュース。
家賃と光熱費のかからない食堂を作ってます。



予想収益



月売上
30床  1,200,000万
食材費  360,000万
人件費  480,000万

利益率  360,000万


50床  2,000,000万
食材費  600,000万
人件費  800,000万

利益率  600,000万


利益率の安定したビジネスモデル


5年程前に高齢者施設を運営する社長様よりとある相談を受けました。
「ご利用者様の食事の進み具合が良くなくて・・・何が原因か検討つく?」
そこで現状を知りたくまずは施設に訪問しました。

そこには想像を超えた光景が飛び込んできました…一言、衝撃でした。
下を向いて黙々と口へ運ぶだけの食事。
食事を楽しむどころか、笑顔がどこの席にも見られない。

笑顔が見られない理由
その日の献立は
・冷え冷えでベタベタの天ぷら(セントラルキッチンで揚げてから時間が経ってるし温め直しすらしてないな)。
・食感ドロドロの青菜の煮びたし(保存料たっぷりだな、あれは)。
大きな楽しみの1つの食事が嫌な時間になっている光景を目の当たりにしました。
大手給食会社がカロリー・栄養を計算した完璧な献立でも食べなければ「心も身体も栄養失調」になっている。

私たちに出来る事
食べる楽しさを思い出してもらうには?
現状のレトルトを温めてそのまま出すのはどうなのか?
作り立ての美味しいご飯を出す事は出来ないか?
給食屋さんを入れるのではなく、食堂をオープンしてみてもいいのでは?
出来る限り出来立てで手作りのご飯を作ってみては?

これで「食べる楽しさ」を思い出してもらえるかもしれない。
毎日のおうちご飯の+2を目指してみてはどうか!と思い動き始めました。


PrevNext
3日もかからず変化を実感
・お爺ちゃんお婆ちゃんに食べる楽しさを思い出してもらうために〇〇を変更。
・○○の仕方を飲食店流に変更し活気と雰囲気作りに成功しました。
・献立も○○にしたことにより楽しみが増える。
・味にも○○を使う工夫をし、更に栄養の事も考える。
テストマーケティングの3日でお爺ちゃんお婆ちゃんが変わりました。
お粥しか食べれなかった方が、
「ご飯に戻して欲しい」「おかわり欲しい」と、嬉しい声が聞こえてきました。
食べ物ってホンマに人間にとって大切なんだな(^^♪
食で人を幸せに出来るんやなって再認識しました。
目で見てわかるほどにお食事の場が、明るく元気なものになっていました。

勿論良いことばかりでもなく、比例して問題点や課題もありますが改善していくのみ。
毎日のお爺ちゃんお婆ちゃんの顔を見て改善を繰り返して事業を進めていきます。



起業資金

1,000万円

宮上誠吾
性別 男性
住所 大阪府
年齢 42歳
株式会社Mフードコンサルティング
役職 経営者
会社設立 2008年
従業員 10人以上
資本金 500万円未満
年間売上 1億円以上
事業内容
飲食店経営 施設給食のプロデュース ケータリング など