宝石の原石のような子達を応援する学童
掲載日 2023年06月11日 教育・学校起業内容
事業プラン
事業計画・事業内容
■事業:放課後デイサービス
■内容:放課後の児童預かり、ストレスケア
■詳細:現代に合った子供にも親にも寄り添う学童が作りたい。
このページに来て下さった方々、プロジェクトに関心を持って下さったことに感謝申し上げます。
はじめまして!私は新しい学童保育、みんなのための学童保育を始めたいと思っております、瀬尾と申します!
早速ですが、
みなさんは、現代の小学生の不登校児が、10年前と比べ、3.6倍にもなっていることをご存知でしょうか。
現代、共働きの家庭はとても増えていますが、学童の数が増えず、子供を預けられない家庭がとても多くなっています。地域によりますが私の地域でどれくらいかと言うと、まだ留守番は心配な新2年生でも半分弱、学童に入れない程です。
と同時に、家庭からの学童の選択肢がないせいか、学童側の体系も古いままです。
子どもが怪我をしたり、別の子とトラブルがあったりしても連絡せず隠してしまおうとします。
後になって発覚し、保護者とトラブルになることが耐えない現場を、実際働いて何度も見てきましたが、「親が過剰だ」と、開き直る始末でした。
また、地域の学童保育は「学校に通っていることが前提」であり、不登校児は受け入れません。
私の学童では、そんな不登校児も分け隔てなく受け入れたいと考えています。
現代の小学校低学年は、スマホやゲームなどの環境に恵まれており、ひらがな等文字を書くことや、アナログの時計を読むことがとても苦手です。(※スマホやゲームを否定するものではありません)
学童内で宿題をする時間がありますが、基本的に内容を見て、教えるということはほぼないのが現状です。
このままでは子どもが問題を間違えたまま腑に落として宿題を終えてしまいます。
そこで、私の学童では学童の先生として、塾講師の経験のある方や教員免許等を持っている方を採用し、宿題の時間をもっと有意義で確実なものにしたいと考えます。
学童でも勉強をサポートすることで、小学校の課題のひとつ、学力形成に貢献できると考えています。
もうひとつは、音楽、美術などのアーツセラピー(Arts therapy)を用いた情操教育やストレスケアの実施です。
学校では、主要五教科の勉強量が増える一方、そのぶん体育や音楽などの授業時間が削られて、情操教育の機会が大きく減っているのが現状です。
教育というと「読み・書き・計算・英語・プログラミング」などをイメージしがちですが、感受性が豊かな幼少期に、心や人間力を育てる情操教育を行うことも大切です。
情操教育には
・「どうして?」「なぜ?」と考える力、知的好奇心を刺激し、育てていく【科学的情操教育】
・音楽や美術などに触れて「感動する」ことを覚え、豊かな感性や個性、想像力などを育むことができる【美的情操教育】
・他の人を思いやる心や、物事の善悪を考える力を養い、他者に配慮する心や善悪を判断する力が身につけ、良い方向に向かえるよう自分で考えて行動できる力を育む【道徳的情操教育】
・自分の命のみならず、他者や自然界の生物の命も大切にし、相手を尊重・尊敬できる心を育む【情緒的情操教育】
の4つがあります。
読んでそのまま、教育から省いてしまっては、小学校のもうひとつの課題である「人間形成」に、大きく影響が出ることはいうまでもありません。
また、現代の子供たちは大人に負けないくらいたくさんのストレスに晒されています。
勉強や進路など「学習面」の課題、家族や友だち、先生などとの「人間関係」、日々の「多忙さ」などが、小学生にとっての主なストレス源になると考えられます。
加えて昔とは違いSNS等のネット環境でもストレスを抱え、不登校になってしまう子どもも少なくありません。10年前と比べ、小学生の不登校児は3.6倍に増えてしまいました。
そこで、アーツセラピーを用いて、子供たちの心の奥底にあるものを何らかの形で表現したいという欲求を表現させてあげることで、ストレスの緩和をはかろうと考えています。
最後に保護者のストレスケアです。
子育てに悩んでいる保護者はとても多いです。保護者の知りたい情報を提供したり、育児相談に乗ったりします。寄せられる悩みの多くは「学習」と「生活」、「登校しぶり」についてのものなどで、学習進度が思わしくない、学校生活に馴染めていない、家庭のルールが守れない、学校に行きたくないといった相談が多いです。実は保護者からの相談は意外と多く、保護者のストレスが子供のストレスにも繋がりかねません。そうした保護者にも寄り添うため、家族心理カウンセラーの資格を取得し、気兼ねなく相談してもらえるように用意をしております。
最後に
待機児童問題(保育も学童も)は地域の、社会の課題です。学童とは、子育てしているお父さん、お母さんにとって、子育てと就労を両立する為に必要な社会の役割です。
子どもにとっては健全に育ち、仲間と日々過ごし楽しいことや嫌なことも思い出として体験することができる場です。そして自主性と社会性と創造性を育む場であり、学校とは違った学びと体験、何よりたくさん遊ぶ場です。そんな遊びを通して仲良くしたりケンカをしたり、相手の気持ちを知り、感じ、思いやること、【心を育てる】場となります。
この場を社会に創立させるご支援を頂けないでしょうか?
【心を育てる】社会にもっと残していきたい。。
皆様のご支援を心よりお待ちしております。
最後まで我々の言葉、声に耳を傾けて下さり、有り難う御座います。