ベトナムでの植物原料生分解性プラスチック生産事業
掲載日 2012年10月16日 技術起業内容
環境に優しいグリーン志向の追い風の中、植物由来の生分解性プラスチック市場は拡大を続けていますが、石油由来の化学製品の数倍という価格が課題でした。
当社は3年前からベトナムで既存の製造方法(発酵工程が必要)よりシンプルな直接重合技術を現地企業と共同開発・製造し、化成品と同質・同等価格を実現するところまで来ました。
そのため製品に対する引き合いは日本・ヨーロッパを始め世界各地のスーパーやコンビニ、大手化学メーカー・商社などから大量に来ています。
それに対応するため、早急に日本側で工場設備を完全買収の上、工場の移転拡張の必要があり、急遽資金投資を募ることとなりました。
資金の主な用途は製造設備買収・改良・移転ならびにそれに伴う熟練労働者の確保等の諸経費で、急増する原料仕入れについては、日本国内一括取り扱い予定の大手商社が融通してくれることになっています。
会社の収益の多くは日本本社から取り扱い商社への販売によるものとなっています。
また、初年度ならびに4期の末に生産設備増強を行いますが、その資金はすべて収益の中から賄える事業計画です。
なお、実務の主幹は44歳で、10代から家業のポリ袋生産・販売を経験し、現地で共同開発に携わったエキスパートです。
予想収益
初年度/生産量1万トン弱/売上げ12億円強/経常利益2億円弱
2~4期/生産量各2万トン強/売上げ各30億円強/経常利益各6億円弱
5期/生産量4万トン強/売上げ60億円/経常利益10億円