冷凍焼き芋を使用して海外展開

掲載日 2025年09月30日  新ビジネス・商品 


起業内容



世界的に健康志向と和食人気が高まるなか、「焼き芋」はシンプルでヘルシーなスイーツとして注目を集めています。実際に、国内ではドン・キホーテの店頭焼き芋が年間売上約12億円規模を記録したと報道されており(※複数メディア推定値)、海外店舗「DON DON DONKI」でも日本の数倍の販売実績があると言われています。これは、焼き芋が国境を超えて受け入れられる商品であることの強力な証左です。

さらに、冷凍焼き芋にすることで海外展開のハードルは大きく下がります。通常の青果として輸出すると、輸送中や店頭での「腐れ」やロスが避けられません。しかし冷凍であれば、品質を最良状態で固定でき、廃棄ロスをほぼゼロに抑えられます。もちろん冷凍にかかるコストは発生しますが、青果で発生する廃棄ロスや返品、在庫処分のコストと比べれば十分にペイできる仕組みです。むしろ安定供給・長期保存が可能になることで、流通回転率が向上し、結果的に収益性は高まります。

加えて、焼き芋ビジネスは「小さな店舗・省スペース」でも成立するのが大きな強みです。必要な設備はシンプルな焼き機や冷凍庫程度であり、初期投資を最小限に抑えつつ展開できます。これは大規模な飲食店工場に比べて圧倒的に低リスクであり、スピード感のある多店舗展開やポップアップ形式での市場テストも容易です。

つまり、冷凍焼き芋は「日本国内で実証済みの大ヒット商品」を、ロスを抑えつつグローバル市場に展開できる高い再現性を持ったビジネスモデルです。これは農業の価値を最大化し、持続可能な成長を可能にする新しい「日本発グローバルスイーツ戦略」と言えます。


予想収益


冷凍焼き芋の海外展開 予想収益モデル(例)

販売価格(小売):1本 2.5ドル(約400円)

原価(冷凍加工・物流含む):1ドル(約160円)

粗利:1.5ドル(約240円)/本


1店舗モデル

販売本数:1日200本(※ドンキ実績では1日数百本ペース。保守的に設定)

日商:200本 × 2.5ドル = 500ドル(約8万円)

年商:500ドル × 365日 = 18.25万ドル(約2,900万円)

粗利:200本 × 1.5ドル × 365日 = 10.95万ドル(約1,740万円)


10店舗展開モデル

年商合計:182.5万ドル(約2.9億円)

粗利合計:109.5万ドル(約1.74億円)


50店舗展開モデル

年商合計:912.5万ドル(約14.5億円)

粗利合計:547.5万ドル(約8.7億円)


起業資金

500万円

古庄利康
性別 男性
住所 熊本県
年齢 34歳
合同会社いたふ
役職 経営者
会社設立 2019年
従業員 5人未満
資本金 500万円未満
年間売上 1000万円以上
事業内容
冷凍焼き芋を活用して海外展開