水素の常識を変える。 特許技術で実現する、純国産の「オンデマンド水素生成」。 海外依存から、日本発の水素エネルギーへ。
掲載日 2026年09月25日 新ビジネス・商品起業内容
株式会社シリコン水素研究所(SHLab)は、特許技術によって製造された多孔性シリコン(仮称:Si+)を用い、必要な場所・必要な時に、必要な量の水素を生成する「オンデマンド水素生成技術」の日本国内での事業化に取り組んでいます。
従来の水素供給では、水素を製造した後、圧縮・貯蔵・輸送するための設備やインフラが必要となります。
当社の技術は、多孔性シリコンと水・アルカリを反応させることで、「必要な場所で、必要な時に、必要な量だけ水素を生成する」ことを可能にします。
水素を大量に製造して運ぶのではなく、水素が必要な場所で、その場で生成するという新しい水素供給モデルです。
さらに、将来的には水素生成に使用するシリコンについても、原料から加工まで国内で完結できるサプライチェーンの構築を目指しています。
原料には、国内のシリコン資源に加え、廃棄太陽光発電パネルや半導体製造工程から発生する廃シリコンの活用も想定しています。
【大手企業との事業化協議】
現在、豊田通商、トヨタ自動車、ヤマハ発動機など、日本を代表する大手企業と事業化に向けた協議を進めています。
豊田通商およびトヨタ自動車には当社までご来社いただき、実際の水素生成デモ機をご覧いただきました。その翌週には、豊田通商本社において今後の事業展開について具体的な協議を行いました。
また、ヤマハ発動機とは、具体的な採用スケジュールまで含めた協議を進めてきました。
ただし、今年に入り、各社の事業環境や投資判断等の影響により、当初想定していたスピードでの事業化が難しい状況となっています。
一方で、当社の技術開発は着実に進展しており、すでに研究開発段階を超え、実装・実証段階に入っています。
【特許・実機開発】
当社は、多孔性シリコンの製造技術および、それを利用した水素生成技術について、日本国内における独占的な使用権を保有しています。
また、水素生成装置(シリコンリアクター)については、「ものづくり補助金」を活用して日本国内で実機を完成させています。
海外では、すでにアジア地域に中型の全自動リアクターが設置されており、建設現場で燃料電池と組み合わせ、「シリコン水素燃料電池」としてタワークレーンへの電力供給を行うプロジェクトが進んでいます。
さらに、2026年中には、アジア・中東地域において本技術の採用に向けた具体的な展開が進む可能性があります。
※海外案件の事業主体は他社です。
【今回実現したいこと】
現在、SHLabにとって最も重要なのは、開発した技術を実際のユーザー環境で稼働させ、目で見て評価していただくことです。
そこで、現在保有しているリアクターと燃料電池を4トンウイングトラックに搭載し、移動型「シリコン水素発電システム」として完成させます。
完成後は、地方自治体、企業、建設現場等で実証運転を行います。
想定している用途は、
• 災害時の避難施設等への非常用電力供給
• 非常用発電設備
• 系統電源が確保できない場所での電力供給
• 建設現場等におけるオフグリッド電源
• 分散型電源
などです。
この移動型デモ機の完成により、研究室や工場内だけでなく、実際の現場で稼働する「製品としてのシリコン水素発電システム」を、大手企業・自治体・事業者に直接見ていただくことが可能になります。
そして、実証運転によって性能・運用性・経済性を確認し、商用案件の獲得につなげます。
【現在の状況】
今回、2,000万円の資金調達を希望しています。
資金は、主として以下に使用します。
移動型シリコン水素発電システム 1,300万円
• 4tウイングトラック改造・架装:500万円
• リアクター・周辺設備:150万円
• 燃料電池・電力制御系:500万円
• 制御・安全設備:50万円
• 試運転・実証費:100万円
運用・メンテナンス拠点 700万円
• 敷金:300万円
• 家賃(30万円/月 × 10カ月):300万円
• 設備費:100万円
合計:2,000万円
現在、SHLabは、技術開発、大手企業との事業化協議、海外での実証・展開まで進んでいます。
一方で、次のステージである「実際に動く製品をユーザーの目の前で稼働させる」ための資金が不足しています。
今回必要としている2,000万円は、基礎研究のための資金ではありません。
すでに開発が進んでいる技術を実際の市場で評価していただき、商用化につなげるための事業化資金です。
【収益化について】
SHLabの事業は、移動型デモ機による実証・営業活動を起点として、水素生成システムの販売・導入、リアクターおよび関連設備の提供、運用・メンテナンス等へ展開していくことを想定しています。
特に今回製作する移動型シリコン水素発電システムは、単なるデモ機ではなく、大手企業・自治体・建設会社等に実際のシステムを体験していただき、商用導入につなげるための営業・実証プラットフォームとして位置付けています。
当社では、事業が軌道に乗った場合、
• 1年後:粗利益 数億円規模
• 2年後:粗利益 数十億円規模
• 3年後:粗利益 100億円以上
を目標としています。
もちろん、これらは現時点での事業計画上の目標値であり、実際の受注時期や導入規模によって変動します。
しかし、2,000万円を投入して移動型デモ機を完成させ、実証から商用案件へ進むことが、これらの収益目標を実現するための最初の重要なステップだと考えています。
【SHLabが目指すもの】
私たちは、単に新しい水素製造装置を開発しているのではありません。
「水素を運ぶ」のではなく、「必要な場所で水素をつくる」。
この新しい水素供給モデルを、日本から世界へ展開することを目指しています。
現在、技術は研究開発段階を超え、実装・実証段階にあります。
今回の2,000万円によって移動型シリコン水素発電システムを完成させ、実証運転を開始し、商用案件の獲得につなげたいと考えています。
SHLabの事業にご関心をお持ちいただける投資家・事業会社の皆様からのご連絡をお待ちしています。
資金提供だけでなく、事業提携、販売先・導入先の紹介、営業・事業開発面でのご支援についても歓迎いたします。



