『食材革命』新たな食材を日本の食文化に定着
掲載日 2014年09月27日 新ビジネス・商品起業内容
その時代背景に応じた、なくてはならない消耗必需品を消費者に提供することは重要なことだと考えます。
より良い未来を築き上げるために、夢を大きく語れ、実現に向けて真剣に取り組んでいただけるパートナーを探しています。長文ではございますが、事業の可能性と将来性を書かせていただきました。最後までご拝読下さいましたら幸いです。
<事業概要>
1. 業種:皮革、食肉、他に分類されない卸業
2. 新事業の類型:
① 新商品の開発及び生産
② 商品の新たな販売方式の導入
3. テーマ:豪州産カンガルー食肉及びペットフード用食肉の日本市場開発。
5. 目的:
① 既存のオーストラリアカンガルー産業(皮と肉)の構造改革。
② 日本国内及びオーストラリアで新商品を開発。
③ 環境的な側面(畜産農業における深刻な環境破壊)、畜産に対するウィルス性病原菌(狂牛病、口蹄疫、鳥インフルエンザ、豚コレラなど)、世界の急激な人口増加などの影響による食糧資源不足への対策。(新たな家畜オプションを日本食文化に定着させる)
④ 世界トップクラスの食文化を築き上げた日本から国際的な流通網を確立し、カンガルー関連商材の新市場を構築 する。(牛肉など、外来的な食文化をすき焼き、焼き肉、黒毛和牛など、日本独自のブランドにアレンジし、海外展開していることと同じ手法)
※提携先※
・オーストラリアカンガルー産業協会
・Vacel Leather Pty. Ltd
・Macro Investment
5. カンガルー産業:大前提
① 捕獲場所:カンガルーは豪州にしか存在しない。
② 生息頭数:3,000〜5,000万頭(豪州政府見解/牛飼育頭数約2,800万頭)
③ 捕獲頭数:400〜500万頭(すべて野生)
④ 捕獲基準:皮革目的ではなく肉目的でなければならない。(皮は副産物)
6. カンガルー産業:産業概要
① 皮革:スポーツシューズ(特にサッカーシューズの必需品)、高級紳士靴。
② 食肉:クリーンでヘルシーな食肉として豪州国内では需要を伸ばしている。
(豪州国内のほとんどの著名スーパーマーケットでは販売がされている)
③ ペットフード:食肉と同様、クリーンでヘルシーなお肉として需要が伸びている。
7. カンガルー産業:産業背景
① 豪州政府:豪州にとって重要な産業としてとらえており、産業としての発展を支援している。
※豪州政府発表「カンガルー産業長期戦略プラン」
② 原料調達:専門大手は3社程度。
③ 皮革関係:専門工場は2社しかない。
④ 食肉関係:輸出可能な専門工場は3社しかない。
⑤ ペットフード:大小合わせて5社て移動。
★原料調達専門大手3社、皮革専門工場2社、食肉専門工場2社、ペットフード工場1社と密接なコネクションが既にあります。
8. カンガルー産業:市場背景と規模
①皮革:<潜在供給能力 400〜500万枚/年>
・原皮1枚/1,000円で約40〜50億円/年
・付加価値を付けた皮革1枚/5,000円で約200〜250億円
※実際の原皮取引は豪州でUS$20〜25.00で取引されている。
※売り手市場で世界各地から求められている。
②食肉:<潜在供給能力 6〜10万トン>
・1kg/1,500円で約900〜1,500億円/年
※1頭当たり約20kg前後が食肉として加工される。
※1kg/1,500円は部位に関係なく原料ベースの価格。(プライムカットは2,000〜4,000円で取引)
※現状での消費量は約15,000トン(豪州4,000トン、輸出約11,000トン)
★参考★
日本でのラム肉消費量は約11,000トン、馬肉が約8,000トン
③ペットフード:分野として新しいため、未知数。
9. カンガルー産業:畜産事情から見た日本のニーズ
① 食肉に対する消費者心理
■牛肉:「スタミナ」など栄養価についてのイメージが強い。
■豚肉:価格と調理の手軽さ。(20代では美容のイメージ)
■鶏肉:価格、低カロリー、調理の手軽さ。(50代では健康のイメージ)
<食肉の安全性に関するイメージ>
多くの消費者は食肉の安全性に不安を抱いています。特に、「ファーストフード」と「食肉加工品」など、産地生育環境と加工場が分かりにくい品目に対する不安が大きいようです。
※引用※
公益財団法人日本食肉消費総合センター 消費調査
→http://www.jmi.or.jp/info/survey.php?id=57
② 食肉に対する社会心理・畜産の現状
■畜産は世界全体の農業算出学の40%、約10億人の生計と食糧を支えている。
■世界全体として家畜は食糧総エネルギーの15%、食事から接種するタンパク質の25%を提供している。
■先進国では穀物の約6割(約4億トン)を牛、豚、鶏などの家畜のえさとして生産し、世界中で牛13.6億頭、豚9.4億頭、羊10.3億頭、山羊7.5億頭、鶏163.7億羽を飼育している。
■1960年代初期以降、開発途上国における畜産物の1人当たりの消費量伸び率は乳類が2倍、肉類が3倍、卵が5倍と増加し、今後も増え続けることが見込まれる。(日本も約5.8倍の増加)
■畜産物が牛、豚、鶏の3種しかいない状態が異常。農産物で例えるとニンジン、じゃがいも、玉ねぎの3種の野菜しかないのと同じ。天候不順や家畜の病原性ウィルスの影響で畜産の相場が不安定。新たな家畜オプションは21世紀必須の課題。
※引用※
畜産農業の環境汚染について(農林水産省)
→http://www.maff.go.jp/j/chikusan/kankyo/taisaku/t_mondai/01_mondai/
家畜伝染病について(動物検疫所)
→http://www.maff.go.jp/sqs/hou/41.html
世界の人口について(WHO世界保健統計2014年版)
→http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_2014_population.php
畜産の消費増加(世界食料農業白書2009年報告)
→http://www.jaicaf.or.jp/fao/publication/shoseki_2010_5.htm
③ 消費者心理/社会心理まとめ
■消費者心理
・ヘルシー&本物志向
・飽食の時代に新しいものを食べてみたいグルメ思考
■社会心理
・環境対策
・畜産特有の病気の対策
・食料対策
安全で安心な、美味しく栄養価の高いお肉を安定的に供給出来る新たな家畜オプションが必要。
10. その他資料
① 具体的な実施計画
② 実施した場合の結果予想
③ 中期経営計画による資金計画及び算出根拠資料
④ 売上計画の内訳
⑤ 調達資金の使途案
⑥ PR及びマーケティング戦略計画
※これらの資料もご用意しております。詳細にご興味ある方はお問い合わせ下さい。
11. 最後に
食物とは『人』を『良』する『物』であり、『食文化』とは人間の経験と知恵によって積み重なった人類の歴史、財産です。また、日本は国産品・輸入品と多種多様な食材に恵まれており、日本で生活している私たちは飢える心配がなく、日常的に『食』について意識していないのが現状です。しかし、世界では途上国の急激な発展、人口増加による食糧・資源不足が深刻な問題となっています。20世紀では食糧不足を改善させるため、農畜産物の生産性はかつてないほど向上していますが、21世紀ではさらなる工夫をしなければピークを迎えてしまう危険があります。(今がピークだとも言えると思います。)
外来的な食文化と日本独自の食文化を融合させた現代の『日本の食文化』は世界トップクラスだということはご周知の通りです。この素晴らしい食文化を築き上げた日本をリーダーとし『食材革命』を引き起こし、カンガルー肉のような安全・安心で環境破壊が極力抑えられ、未来の食糧危機に備えられる新しい食材を世界に発信することが最終的な目標です。
長文を最後までご拝読いただき、ありがとうございました。