世界ポンプ市場約4兆円のシェア獲得へ 100年来の新発明 『加圧遠心ポンプ』 日本発明協会特選受賞

掲載日 2012年12月12日  技術 


起業内容

  平成2年6月に資本金300万円で設立した米原技研有限会社は、これまで新技術開発、穿孔機械、クレーン製造・販売、地下工事等を業務としてきましたが、平成11年に現在の『加圧遠心ポンプ』を発明してからは主に発明の改良、改善に従事してきました。現在は開発も終了し、主要な世界9カ国ですでに国際特許を取得済です。
  発明者、米原良一を代表取締役、専務に藤田大輔、他社員2名で運営しております。

  現在、産業の基本として世界で主に使用されているポンプ、送風機は"非接触回転式ポンプ"である 遠心式ポンプ と ウエスコ式ポンプです。しかし、遠心式ポンプは圧力が上がりにくい、ウエスコ式ポンプは水量を多く出せない、ポンプ効率が悪い、インペラーが弱いなどといった難点があります。

  これらの点をすべて解決し、大幅な性能アップを実現したものが『加圧遠心ポンプ』です。
  その成果は遠心式ポンプに比べ圧力が約4倍、約40%だったポンプ効率は55%以上、約25%以上は不可能であった気体混入は50%以上が可能となりました。
  その具体的な使用例は、例えば消防ポンプ用としては今まで到達不可能だった高層ビルの消火が可能になり、高圧により燃焼効率がアップするため自動やジェットエンジン等の燃費が大幅に改善できます。ポンプ効率がアップしたことにより、既存製品より約15%以上の省エネが見込めます。また気体混入率が大幅にアップしたことにより、マイクロバブルによる赤潮対策、水耕栽培養殖、食品、飲料品製造用に利用できます。

  産業革命以降およそ100年のポンプの歴史上、既存の性能を上回る発明は不可能だろうと言われてきた"ローテク"分野において、加圧遠心ポンプの誕生はこれまでにない科学技術の発展、約1/3の低コスト化や約1/4のコンパクト化など、世界市場に大きな影響力をもつ発明であると評価されています。そして今後近い将来に、約4兆円ともいわれる世界のポンプ市場において従来の遠心式ポンプとウエスコ式ポンプに代わる需要が想定されています。また、組込用ポンプとしても膨大な市場があり、既存のポンプに替わる需要が想定されています。

  今後主な活用分野として考えられておりますのは、
①工業用(1/3の製造コスト、1/3のメンテナンスコスト)
②機械組込用(約1/4のコンパクト化、1/3の製造コスト)
③上下水道用(高層ビルなどの高所送水用、1/3の製造コスト、1/3のメンテナンスコスト)
④消防用(高圧放水、気体混入による放水量の半減、現用の2倍の高さへ放水可能、ブースターポンプとして使用)
農業用(高圧が必要なところ、マイクロバブルによる水耕栽培用)
⑥自動車、建機、船舶(高効率によるエンジン冷却用ポンプ、その他)
⑦ボイラー燃料ポンプ用(高圧による燃焼効率アップ)
⑧食品、飲料品製造用(マイクロバブルによる製造の高効率化、コンパクト化)
⑨ジェットエンジン等燃料ポンプ用(高圧による燃焼効率アップ、ロケット・宇宙開発)
⑩酸素混入による環境浄化、赤潮対策
医療ポンプ用
その他、用途は多岐に渡ります。

  現時点の活動状況と致しまして、平成24年10月23日に42カ国の駐日外国大使館へ先方国への本社移転を条件とし、先方国内外の優良企業と技術提携するにあたり企業の紹介や仲介など全面的なバックアップを要請した内容の書面を送付しております。
  それから約2週間後に弊社は株式会社帝国データバンク様より訪問調査を受けております。

  今後の展開戦略としまして、返答のあった各国政府から提示条件の良い国を選出し、現地視察の後、先方国の優良企業と技術提携を結びます。その後、弊社を子会社化、運営・展開は提携先企業に託し、弊社は主に技術顧問として従事していく計画です。
  この発明がもたらす影響力はあまりに膨大で、その範囲と規模は一般家庭用の小型なものから、宇宙開発、または軍事産業にまで及びます。弊社が平和利用を望むのはもちろんのことですが、到底弊社のみで展開していくことが出来るものではないと考えております。
そのような理由から、弊社は技術顧問というポジションでこの技術を世界で有効利用していけるようお手伝いをしていく考えでございます。

   契約先企業との契約金は50億円と、ランニングロイヤリティは純利益の折半を見込んでおります。契約、技術提携の後、今後10年以内に年間360億円以上の売上を計画しております。  

  弊社は現在に至るまで開発に4億5000万円を投資しており、日本発明協会はもとより各第三者機関様の評価により、発明がもたらす規模の膨大さは確実なものとなっております。
  投資される方には出資法、金利法に従い、契約先企業との契約金とランニングロイヤリティからも還元させて頂きたいと考えておりますので、話し合いの上で納得していただける金額を受け取って頂く所存でございます。

  必要資金として、契約締結に際し立ち会い試験用の用途別ポンプが3台で1000万円、特許権維持費・弁理士・弁護士費用が300万円、営業活動費・現地視察滞在費・渡航費等(5カ国分として)が1000万円、その他諸経費700万円、以上契約までの調査、交渉期間を8ヶ月間と考慮し、合計3000万円の投資をご検討頂きたいと存じます。

  平成11年に発明をしてから、改良と改善に日多くの時間と情熱を注いで参りました。ここまでやってこれましたのも、流体力学専門の某大学教授様や国内外の主要な第三者機関様などより数多くの評価を頂いてきたお陰だと思っております。
  この技術を広く世界で有効利用していただけるまであと一歩のところまでもって参りましたました。投資家様のご協力により、この発明がに普及し世界産業に革命をもたらすと言っても過言ではございません。つきましては早期に直接ご説明の機会をいただければ幸いです。何よりもお互いの信頼関係が大切だと考えておりますのでよろしくお願い致します。 

 
                     米 原 技 研 有 限 会 社
               〒699-0722 
                     島根県出雲市大社町北荒木1339
                  代表取締役  米原良一    
 会社 0853-53-2650  
   携帯 090-3172-6021
                   Fax 0853-53-5444
            pressurizing.centrifugal.pump@gmail.com


起業資金

1,500万円

70218791
性別 男性
住所 島根県
年齢 67歳