■ セキュリティ系製造業への資金提供 ■

起業内容

【事業内容】
関東圏にてセキュリティ関連の製造業を営んでおります。
今期で12期目、資本金5000万円程度です。
今までも大手VCからの参画や、銀行融資などの資金調達にて、新製品の開発、製造から販売までを行い成果を出してきました。
今回は新しい試みとして、個人や小規模事業者のエンジェル投資家の方々からのご参画を募ることを検討しております。

【投資条件・方法】
今回の案件では、総額で2000～3000万円の資金調達を考えております。
詳細はここで申し上げられませんが、情報技術、セキュリティ、メカトロニクスの分野での新製品の開発とお考えください。
今回はじめての検討ですので、詳細がわかりませんが、１名の投資家の方から上記金額を提供頂く、ということではなく、複数の方々からご提供頂き、金額に応じた比例配分という方法も考えております。
目標金額が調達できない場合、従来どおりVCや銀行融資にて調達致します。

【投資対象の物件について】
既に試作は完成しており、今秋ごろの量産体勢への移行を予定しております。類似製品は既に大手を含め多くの企業様へ納品しており、今回はその後継品の製造となります。

【予想売上】
初年次 50,000,000円
次年次 100,000,000円
5年計 1,000,000,000円
程度の売上を見込んでおります。

【予想利益】
製品の特性上、長期にわたって需要が発生するものではありません。
おおよそ５年程度でその製品のメインストリームが終了し、次期製品へ移行していきます。
今回の案件での予想粗利益は7億円前後、純利益の20％前後の還元を検討しております。投資家の方からみたROIは500～700％程度を見込んでおります。

【考えられるリスク】
・販売に関わるリスク
購入されるクライアント様からは、「設備投資」に該当する製品となります。過去の類似製品での経験ですが、リーマンショック、3.11東日本大震災発生時などに、納入予定がキャンセルされる事案がありました。
ただし、クライアント様の事業継続に必要な製品でもありますので、半年～２年程度の遅れをもって納入を再開しております。

・競合製品・サービスのリスク
いわゆるニッチ産業の分野に該当する製品です。日本国内でも実質的な競合は数社程度、大手参入を危惧する時期もありましたが、大手が参入するには国内市場があまり大きくないこと、また数万ロットで同型の製品の需要がそもそもないため、競合の状況としては比較的恵まれた環境であるといえます。

・製品ターム（需要寿命）のリスク
製品の特性上、未来永劫需要が拡大し続けるような性格の物ではなく、また、消費財・小売品のような幾何級数的なマーケット拡大が見込めるものでもありません。ほぼ計画通りの需給範囲に落ち着きます。

・不良製品・リコールのリスク
過去１０年余り、同種の製品製造及び設置工事を行っておりますが、事業に多大な影響を与えるような不良品発生、リコール・返品はありませんでした。電子部品、コンピュータを含む製品ですので、動作不良、部品交換などは5％程度の割合で発生しておりますが、全て即日対応可能な範囲です。

・その他考えられる外部環境リスク
製造拠点の一部が東南アジア、中国にありますので、政治的リスク、自然災害などのリスクは考えられます。ただ、コア製品の製造と最終組み立ては国内で行っておりますので、アウトソース部分の代替工場の確保や代替製品の調達は比較的容易に行えます。国外での製造品は総製造コストに占める割合が20％未満であるため、為替の変動リスクは軽微であると言えます。


【今回の目的】
純粋な個人投資家の方々からのご参画ももちろん期待しておりますが、販売ルートや製品バリエーションのご意見、ご助力を頂ける異業種や他エリアの法人様とのJVも目的としております。

【還元方法】
プロジェクト開始からご希望に併せて月次報告、四半期、半期報告を行います。業務効率化のためにも日次、週次での報告、面談はお応えできないかと思います。（ご相談ください）
還元については、年次毎に集計し、初回はプロジェクト開始から14ヶ月目、以降、12ヶ月ごとに行います。還元期間は5～6ヵ年とお考えください。

起業資金

1,500万円