再生医療のビジネス化

掲載日 2013年06月14日  技術 


起業内容


二00八年スタンフォード大学大学院化学工学部とコラーゲンに人工的に配向を持たせる技術を開発、その後スタンフォード大学から独占使用権を獲得して、現在国内の複数の研究者と応用研究を行っております。
ご存知のようにコラーゲンは、生体内のタンパク質の30%以上を占め、細胞内で産生され、細胞外基質と言われるように細胞外で細胞の成長に欠くことのできない分子であります。例えば骨、神経、血管、気管など一定方向に細胞が成長していますが、それらはコラーゲン自体に一定の方向性があるからそれらが一定方向に成長するのであり、そのような方向性をもったコラーゲンなくして、生体の組織は成り立ちません。
ところが、生体内のコラーゲンは部位に応じて自然に方向性(配向性)を持っているのに、人工的にコラーゲンに配向を持たせることができませんでした。弊社の技術はそれを可能にしたものであり、再生医療の分野において創薬(組織を再生して薬品の試験)、生体の組織の再生、医療技術化など近い将来、大きな可能性を秘めております。
これまで特許等は確実に抑えてきておりますが、今後、医療技術化のためには臨床、治験など技術的、資金的な課題があります。
そこで上記の内容をご理解頂き、社会貢献的思考をお持ちで、ベンチャー企業にご支援頂ける方を探しております。

予想収益


医療技術化すれば世界中の医療現場の使用権料等で莫大な利益を得られる可能性はありますが、現段階では、配向性コラーゲン試料の研究者への販売を開始しており、配向性コラーゲン試料の売上予想は、3年後に年間1億円程度です。


起業資金

1,500万円

hinomototaro
性別 男性
住所 奈良県
年齢 50歳