リチウムイオン電池用 導電添加剤用なナノカーボンの製造
掲載日 2018年01月15日 技術起業内容
現在蓄電池(バッテリー)に関する市場規模は年、年間 1兆8400億ほどあり、毎年成長を続ける優良な分野であります。
その蓄電池は現在リチウムイオン電池が主流であり、私共は筑波大学や大阪大学の関係チームと開発を進めておりました。
その過程でリチウムイオン電池用の導電添加剤(役割としては車のエンジンオイルの様な役割)用のナノカーボンを製造する事に成功しました。
導電添加剤をリチウムイオン電池に利用すると充電量の増加・充電時間の短縮・劣化進行の抑制・加熱による事故の確立を大きく下げる等の利点が多いのは常識であったが、無機物(気体である炭化水素ガス)から製造する方法が一般的でったので、1グラム数万円する高コストで、製造量も少量しか作る事が難しいことから、一部でしか利用されていなった。
私共は殆ど商品価値のないバイオマス素材(特定の植物の廃棄物)からど導電添加剤に適したナノカーボン(グラフェン)の製造に方法の確立に成功し、プロトタイプの製造装置の制作にも成功致しました。
これにより県の経営革新等の認定も頂き、昨年11月に初めて小規模な展示会に出展致しました。
出展時には大手企業の電池部門や、電池以外の分野から多数素材としてのナノカーボンの供給に関して商談を頂き現在商談中です。
複数の大学からも共同研究などの申し入れもあり今後の成長分野である事は間違いないと確信いたしました。
国の機関 NEDO でもナノカーボンは今後10年間で100倍以上の市場規模成長が予想される分野であり、ものづくりとしては国の重点成長育成分野にもなっております。
私共の現状はプロトタイプの設備資金は銀行から借り入れが出来ましたが、次の製品用の製造装置や運転資金更なる特許費用や大学との研究への費用は、前回融資から間がないという理由で見送られております。
企業からのオファーも多く間違いなく日本のモノづくりの誇りを持って行える事業です、是非ご支援ください。
以下、NEDOの資料を転載
ナノカーボン材料と応用先 (世界市場規模)
特 に グ ラ フ ェ ン に つ い て 、 市 場 の 伸 び が 大 き い 。
ナノ炭素材料 2013年市場規模 2030年市場予測
CNT 32億円 660億円※
グラフェン 13億円 1,000億円
フラーレン 29億円 70億円
用途先 2013年市場規模 2030年市場予測 適用が期待されるナノ炭素材料
自動車用ケーブル 24,500億円 48,000億円 CNT
PAN系炭素繊維 1,344億円 3,200億円 CNT
ゴム・樹脂複合 580億円 2,980億円 CNT
圧力センサー 2,928億円 10,800億円 グラフェン
透明導電性フィルム 994億円 1,500億円 グラフェン
RFトランジスタ 14,600億円 41,000億円 CNT・グラフェン
電気二重層キャパシタ 168億円 2,000億円 CNT・グラフェン
LiB負極材 480億円 1,180億円 CNT・グラフェン
○グラフェンの市場
・材料:13億円(2013年)⇒1000億円(2030年)
・応用製品市場:数兆円 日本企業シェア:15%(20
予想収益
直近期末※1
(29年9月期) 1年後※1
(30年9月期) 2年後
(31年9月期) 3年後
(32年9月期) 4年後
(33年9月期) 5年後
(34年9月期)
① 売上高 13,701 54,900 154,800 272,200 334,600 440,200
②営業利益 -10.884 -7,585
26,352 40,781 56,758 83,735
③営業外費用 51 800 1,700 1,900 2,100 3,300
経常利益※2(②-③) -10.935 8,385 24,652 38,881 54,658 80,485
伸び率(%)※3 2,603% 4,163.3% 5,893.2% 8,725.1%
① 人件費 6,886 24,840 33,120 57,960 74,520 93,840
⑤減価償却費 728 8,529 12,896 16,111 13,330 7,375
付加価値額(②+④+⑤) 7,614 15,784 72,368 114,852 144,608 184,950
伸び率(%)※3 51.8% 1,681.1% 2,726.8% 3,459.1% 4,452.1%
⑥設備投資額※4 0