農業の概念を根底から変える「量子農法」の全国への展開
掲載日 2025年03月21日 技術起業内容
量子加工技術は、私が10年前に発明したテクノロジーで、さまざまな応用を行って来ましたが、
近年においては農業分野への応用とその好結果が注目されており、15種類を超える作物に
おいて、著効を示しています。
たとえば、品質の向上においては岡山のブランド米「きぬむすめ」を生産されている農家様が、
量子農法を導入後年々食味検査機による点数が上昇し、昨年の秋に収穫されたお米は、
農協の検査機において地域最高得点の「99点」を記録しました。収穫量も例年に
比べて200%を記録するなど、他の農法には見られない成果を上げています。
お米に限らず、タマネギ・長ネギなど細菌感染による「ベト病」が、周囲の畑を全滅させる中、
量子農法を導入した畑では、病気が一切なく、元気に生育し立派なネギを収穫出来ています。
さらに岡山のブランド桃「清水白桃」においては、周囲の桃栽培農地がカメムシにより全滅に
近い状態となる中、量子農法を導入した畑においてはカメムシを寄せ付けないだけでなく、
果実に黒い穴がポツポツと出来る「穿孔細菌」をも寄せ付けず、しかも例年比で5倍にも及ぶ
高収穫高を記録するなど、農家の皆さまも驚く結果をもたらしています。
佐賀のレンコン畑では、天敵のジャンボタニシが激減し、大きくホクホクで美味しいレンコンを収穫。
こうした害虫の激減は量子農法を導入した田んぼや畑に顕著に見られ、それがひいては
ネオニコチノイド系農薬の不使用にも繋がっています。注)ネオニコチノイド系農薬は、
その作物を日常的に食べた子どもにさまざまな障害ををもたらすという危険性が指摘されています。
害虫の激減のみならず、ここ数年の夏の高温被害においても量子農法作物は耐性が非常に強いです。
農地に設置するのは、写真のような量子加工を施した製品5個のみで、電源もメンテナンスも不要です。
(ただし農業機械を入れる時だけは、巻き込みを防ぐため移動させます)
このような長所をまとめると、
1)あらゆる作物に効果がある
2)品質の向上(お米食味値99点・コーヒー豆の糖度26度・梨の糖度約12度等)
3)収穫高の向上(お米で200%、桃で500%、コーヒー豆で200%ほか:いずれも平年比)
4)病害虫・害獣の防御(カメムシ・ヨトウムシ・ジャンボタニシ・カイガラムシ・カミキリ虫ほか)
5)ノーメンテナンス(農地にワンセット5個=中央と四隅に設置するだけ・電源不要)
このようになります。ワンセットで4年間リース20万円、無農薬無肥料でも十分立派な作物が
収穫出来ることを考えれば、逆にコスト減となります。
予想収益
量子農法機材はワンセット20万円(4年使用料)で、広さ3反=0.3haまでカバーします。
日本の農地約430万haの1%への普及を目指した場合、43000ha÷0.3=143333
143333×200000=約287億円となる。これは日本の農地のみで計算した値であり、
諸外国の農地をも対象にすれば、将来的には兆円単位の売上高が見込める。
【農業現場での量子農法エビデンス写真】
福岡県糸島市のネギ専業農家
2023年はベト病で全滅したネギ畑(上)
2024年夏から量子農法を導入しベト病もヨトウムシもなし
佐賀県白石町のレンコン栽培農家
量子農法ツール設置前のレンコン畑~ジャンボタニシの産み付けた卵が多数(写真上)
ツール設置後には、ジャンボタニシ9割減少(写真中)
収穫された立派なレンコン(写真下)
岡山県の桃農家(ブランド桃の清水白桃を栽培)
前年はカメムシなどで全滅だったが、量子農法ツール設置後は、
カメムシも穿孔細菌の害もほどんどなく立派な桃を収穫
エリンギの自社内での栽培実験
(上)量子農法ツール設置あり
(下)ツール設置なし
福岡県のぶどう農家での実験
シャインマスカットの若年木に設置したところ、
1kg超えの沢山のマスカットに生育
糖度26度にも及ぶ素晴らしいコーヒー豆が実る
収穫量も前年のほぼ2倍
佐賀県のタマネギ農家
丸々とした立派なタマネギが前年比3割増で収穫
(ベト病なども皆無)
岡山県美作市のブランド米「きぬむすめ」を
量子農法で栽培した無農薬無肥料玄米の
JAでの検査結果~なんと地域最高の99点を記録!
量子農法に用いるのは、これら小さな(真ん中のもので
直径80mm)ツール5個のみで、面積は3反まで対応可能。
真ん中のを畑または田んぼの真ん中に設置し、残り4つは
畑の四隅に設置します。かつメンテナンスフリーです。