ソーシャルオーガニックファームのモデル作りと展開
掲載日 2025年08月13日 その他起業内容
有機農業を通じて社会貢献のつながりを創出します。そのつながりの中で経費、人件費を軽減して売り上げ、利益を確保します。
弊社農場は有機JAS認証を取得しております。
生産者は4人、配送1人、すべてアルバイトです
圃場面積は約1.4ha
ソーシャルオーガニックファームのビジネスモデルづくりを以下に記します。
①福祉との連携
地元の就労支援施設が農業部門を作ってます。
実際に農業をやってますが畑も点在してる、栽培技術が未熟という事で弊社畑で3人の生産者で野菜生産をしていきます。
専属契約農家として福祉施設と契約します。
弊社は栽培指導をしていきます。
生産物に関しましてはすべて弊社へ1袋100円で卸、弊社は取引先へ180円以上で販売します。
②SDGs推進地元企業との連携
販売生産物に貼るシールに連携企業の環境保全や健康維持に貢献する商品紹介のプラットフォームのHPを作りそのQRコードを貼り付けます。連携企業からは宣伝広告費として年間12万を頂きます。
③企業社員食堂、老人ホーム、福祉施設、学校給食の調理場との連携
生産物規格品、規格外品含めて調理に使う野菜カットを請け負い、販売します。
実際に現在取り引き先でフジパン豊明工場の社員食堂へ野菜納品をしてます。カット野菜の要望は強く現場の作業負担の軽減、人件費削減に大きく寄与することができます。
地元の一括調理の給食センターにも卸してますがカットなどの一次加工を民間企業にやって頂いてるようです。価格的に見合うようなら受注することもできます。
④農業の問題を踏まえた経費削減策
今までは弊社生産者をアルバイトとして雇い人件費を払っていました。
今後はこの生産者も専属契約農家として成果物に対して1袋100円で買取ります。
収穫期はお金になりますが
収穫できない時期が農業には4か月ほどあります。3月、4月、9月、10月。
しかしこの時期は月の収穫に向けての畑の整備、土づくり、苗づくり、播種などの作業があり人件費が収穫期よりもかかってしまいます。
これが農業の問題点です。
よってすべての生産者に雇用ではなく成果物報酬とします。
ただ弊社本体の既存の生産者には新規専属契約農家への栽培アドバイス、補助などの為この閑散期4か月は80,000円を保障します。
4人→3人とします。
これで生産者人件費は年間96万となります。
昨年の生産者人件費が年間約500万かかっていましたので大幅な削減になります。
以上がおおまかなソーシャルオーガニックファームモデルの概要となります。
農業は大変ですが不安定な世界状況や異常気象の中、自分達で食の確保がこれからは必須となってきます。農業専業ではなく多くの方が広く関われるようにしていきたいと考えます。
まず弊社の圃場で確立し、近隣の耕作放棄地を農業委員会の管理する中間管理機構から借受けて広く展開していきたいと考えてます。
予想収益
2期の売り上げが自社生産物販売、他社仕入れ販売含めて約1600万でした。
仕入れ販売は約600万。
◆主な取引先
イオンモール岐阜県3店
JAぎふ→岐南町学校給食
イオンタウン1店
イトーヨーカドー1店
幼稚園保育園5園
飲食店3店
フジパン豊明工場
旬楽膳5店
アイチョイス岐阜
※生産物が足らない状況です。
現在稼働している圃場は約半分の7反です。
この仕組みでこの秋作では3反増やします。
◆収入
単純計算ではありますが
①年間生産物140万/1反
10反1400万となります。
専属契約農家からの仕入れ粗利が
44%となりますので616万。
②ここに他社仕入れ販売粗利338万。
③連携企業宣伝広告費10件
120万
④専属契約農家へのぼかし肥料販売
1袋1200円
1反約40袋使用
3反で14万✖️2期
収入計962万
◆支出
人件費96万
役員報酬480万
資材費30万
車両費2台40万
販売管理費10万
手数料30万
各税金70万
社会保険50万
支出計806万
収支156万
この他にカット野菜の販売を進めていきます。
これはフードロス問題の解決にもなります、
以上となります。
よろしくお願いします。

