
2026年10月9日
ゆうちょで法人口座を申し込んだ。
1か月たっても、返事が来ない。
審査に落ちたのでしょうか?
✔ 1か月は、いまのふつう
ゆうちょの公式が「1か月程度」、3月から6月は「2か月程度」と書いています。
✖ 10年前は「おおむね2週間」だった
2016年のゆうちょのページに、そう書かれていました。
2012年にも、ゆうちょで結果を待っていた人がいました。その人が待ったのは、2週間でした。
2012年、できたばかりの合同会社が、ゆうちょに申し込みました。
2012年11月の質問
「出資金1万円の合同会社。ゆうちょで法人の口座はつくれる?」
その人は、ほかの銀行に断られたあとでした。地方の銀行やゆうちょは審査がやさしい、と聞いていたそうです。
窓口で申し込みをすませて、結果は「2週間後」。不安は、固定電話がないこと、出資金が少ないこと、登記してまもないことでした。
2022年7月の質問
「年々厳しくなって、ゆうちょではなかなか難しいと言われた」
10年たって、言われ方が「難しい」に変わっていました。
言われ方が逆になったニャ
落ちたのは、できたばかりの会社だけではありません。
2021年3月の質問
「創業3年目、資本金800万円。ゆうちょの法人口座の審査に落ちた」
2021年8月の質問
「ゆうちょの法人口座、審査がおりなかった。驚いた」
2021年8月の質問への回答は、「世界的なマネーロンダリングの流れで、口座をつくるのは難しくなっている」と答えていました。
3年続いた会社でも、口座がつくれない人がいたのです。
知恵袋の回答は、回答した人の考えです。ゆうちょの説明ではありません。
古い会社も落ちているニャ
いま、ゆうちょの公式のページには、出す書類がこう並んでいます。

✔ 決算書(もうけと、お金の残り)
できて1年たっていない会社は、月ごとの集計と事業計画書。
✔ 事業の中身が分かるもの
会社案内、商品のパンフレット、取引先との契約書や請求書など。
✖ 許可が要る仕事は、許可の写しも
建設・飲食・不動産・中古品・中古車・介護・人材の紹介など。
2016年のページを開くと、決算書も、事業計画書も、許可の写しもありません。10年で、見るものが増えたのです。
ゆうちょ銀行「法人口座を開設されるお客さまへ」(2026年10月9日に確認)と、インターネットアーカイブに残る2016年2月の版を比べました。
事業の中身を見せるニャ
2025年の春、ゆうちょで結果を待っていた人の声です。
2025年4月の質問
「先月13日に申し込んだのに、まだ結果が来ない。1か月もかかるもの?」
回答は、いまはそのくらいかかることがある、というものでした。時間がかかったうえで断られた例も、よく見るそうです。

✔ 公式も「1か月程度」
休みをはさむと、もっとかかることがある。
✖ 3月から6月は「2か月程度」
例年、申し込みが集まる時期だと書いています。
急ぐなら、春より前に申し込む。公式も、そうすすめています。
春は2か月ニャ
ゆうちょは、口座を断る主な理由を、自分で公表しています。ただし、個人がアプリで申し込むときの話です。
ゆうちょ銀行「ゆうちょ手続きアプリでの口座開設をお断りする主な理由」
「個別の理由についてはお答えできかねますので、ご了承ください」
法人の口座のページには、「審査の結果、ご希望にそえない場合がございます」とだけあります。理由の説明は、見当たりませんでした。
2012年11月の質問
「口座を断られたあと、もう一度申し込んだら開設できる?」
回答は、断られた理由しだいだ、というものでした。理由が分からないと、直しようもありません。
理由は分からないニャ
✔ 1か月待つのは、いまのふつう
春は2か月。早めに出す。
✔ 決算書と、事業の中身が分かるものをそろえる
許可が要る仕事は、許可の写しも。
✔ 待てないなら、ほかの銀行も考える
同じ時期に、別の口座も用意しておく。
ネットの銀行には、審査が早いところもあります。GMOあおぞらネット銀行は、マイナンバーカードの読み取りか自撮り動画で本人確認をすれば、審査は「最短当日」と公式に書いています。
でも、ひとつ分からないことが残りました。ゆうちょの審査は、いつ「2週間」から「1か月」になったのか。
10年分のゆうちょのページが、ネットに残っています。1枚ずつ開いてみます。
変わった日を探すニャ
調べた日:2026年10月9日