「ACP(人生会議)」の社会実装に挑む、民間発の人材育成・キャリア支援企業
掲載日 2025年05月10日 教育・学校起業内容
私たちトライアンフ合同会社は、「すべての人が活躍できる社会づくりに貢献する」を理念に、キャリア支援・人材育成・専門職養成の3つの柱で事業を展開しています。
現在、私たちが最も注力しているのが、「Advance Care Planning(ACP)=人生最終段階における意思決定支援」を担う人材の育成と現場実装です。ACPは2018年から国が制度推進に取り組んでいますが、現場では未だ十分に浸透しておらず、特に人材不足と現場での実装モデルの欠如が大きな課題となっています。
私たちはこの課題に対し、「Shared Values Partner®(SVP)」という新たな専門職を創出。ACPを支える対話の担い手として、医療・介護現場で“語れる人”“聴ける人”を育成し、現場に届ける事業モデルを民間主導で推進しています。
加えて、国家資格キャリアコンサルタントの実践力を高め、ACP分野を含む多様な現場で活躍できる人材へと育成する「キャリアコンサルタント自立支援講座」も展開。個人向けのキャリア支援、法人向けの人材研修・定着支援など、多面的な取り組みを通じて、“自分の人生を自分で選び取る力”を支える社会の実現を目指しています。
予想収益
■ 主な収益源
ACP専門職(SVP)育成講座の受講料
- 個人受講者向け(医療職、介護職、キャリコン、一般向け)
- 法人・自治体委託研修(訪問看護ステーション、病院、施設等)キャリアコンサルタント自立支援講座
- 年3~4回開講(受講料+フォローアップ支援)法人向け研修・コンサルティング
- ACP・キャリア支援・エンディングノート導入等
■ 収益予測(概算|3年間モデル)
※単価や稼働数は仮置きです。実績や目標値に応じて調整可能です。
年度 | 主要施策 | 年間売上(概算) | 営業利益率(目安) | 備考 |
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初年度 | SVP育成講座(個人+法人向け)本格化 キャリコン講座 年間3回 | 約 1,200万円 | 約 20% | 法人研修はスポット案件中心 |
2年目 | 地方自治体・中小病院への導入拡大 SVP認定者数増加 | 約 2,400万円 | 約 25% | 連携講師活用で利益率向上 |
3年目 | 講師育成・フランチャイズ展開開始 オンライン講座収益化 | 約 4,000万円 | 約 30% | 拠点拡大・再現モデル実装へ |
■ 拡大見込みの背景
ACP推進は国の重点政策だが、人的リソース不足で進捗困難
SVP育成という民間モデルはブルーオーシャン領域
医療・介護現場からのニーズ増大(特に地域包括ケア・訪看)
キャリコン資格者(累計約9万人)の活用支援ニーズも継続的に存在