文化体験×カフェバー

掲載日 2026年03月11日  飲食店 


起業内容

本事業は、「和洛(わらく)」という個人事業で運営を行なっています。

和洛は、日本文化を「保存する対象」ではなく、世界に広げていくことができる「体験IP」として再設計する事業を行っています。書道、茶道、華道、寺社文化などの日本文化は、世界的な知名度がある一方で、実際には担い手が急速に減っています。制度としては守られていても、職業として成立しにくいため、若い世代や外国人が継承者になる構造が十分に整っていないのが現状です。

現在も日本文化を守ろうとする団体や活動は多く存在し、保存や研究、伝統の継承という点では素晴らしい取り組みが行われています。しかし、文化を現代のライフスタイルに合わせて再設計し、事業として広げ、若い世代や外国人も担い手になれる仕組みまで踏み込んで活動している組織は、ほとんどありません。私たちはそこに大きな可能性があると考えています。

具体的には、「カフェバー×日本文化」という形で、誰でも気軽に立ち寄れる場所を入口にします。カフェやバーのようにリラックスして滞在できる空間の中で、書道体験や抹茶、禅の時間など、日本文化を短時間でも深く体験できるように設計します。観光客だけでなく、地元の人、企業研修、ウェルビーイング目的の利用など、幅広い層が自然に文化に触れられる場を作ります。

さらに、文化を伝える人材の育成と認定、寺社や町家などの場所を活かした文化拠点づくり、海外への展開を組み合わせることで、文化を一時的な体験ではなく、継続的に価値を生み出すビジネスとして育てていきます。この仕組みは、文化理解、体験設計、空間づくり、人材育成、国際展開を一体で設計する必要があるため簡単に真似できるものではありません。

私たちは、日本文化を守るだけでなく、世界の人々が日常の中で楽しみ、学び、仕事にもできる形に翻訳することで、日本文化をグローバルに広がる新しい文化ビジネスへと成長させていきたいと考えています。



予想収益

本事業は、「カフェバー × 日本文化体験」を中心とした複合型モデルで収益を構成しています。

主な収益源は、①カフェ、②バー、③日本文化体験、④物販、⑤オンラインコンテンツの5つです。

1つの収益源に依存せず、複数の柱を持つことで安定的な収益構造を目指しています。

初年度の売上は約3,525万円を見込んでいます。内訳としては、文化体験が約900万円、物販が約1,080万円、バー売上が約1,260万円と、体験と飲食を中心とした収益構造となります。カフェ売上は約225万円、オンライン収益は約60万円を想定しています。

2年目以降は、認知拡大とリピーターの増加により、各事業が毎年約10%前後で成長する計画です。

その結果、売上は

2年目:約3,871万円

3年目:約4,252万円

4年目:約4,671万円

5年目:約5,133万円

と段階的に拡大していく想定です。


原価を差し引いた売上総利益は、初年度で約2,307万円、5年目には約3,350万円まで成長する見込みです。固定費としては人件費、家賃、水道光熱費、広告宣伝費などを含め、年間約2,290万円を想定しています。


その結果、営業利益は

1年目:約17万円(立ち上げ期)

2年目:約242万円

3年目:約489万円

4年目:約761万円

5年目:約1,060万円

と、事業の成長に伴い利益率も改善していく計画です。


金融費用などを差し引いた経常利益は、初年度は約133万円の赤字となる見込みですが、2年目から黒字化し、5年目には約909万円の利益を見込んでいます。

このモデルの特徴は、単なる飲食店ではなく、文化体験・人材・物販・オンラインを組み合わせた「文化IP型ビジネス」である点です。拠点のブランド力が高まるほど体験や物販の売上も伸びるため、将来的には海外展開や拠点展開によって、さらに収益拡大が可能な構造になっています。


資金調達の目的と金額

今回、希望する資金調達額は 1,000万円です。

本事業は、カフェバーと日本文化体験を組み合わせた複合型のビジネスモデルであり、飲食・体験・物販・オンラインなど複数の収益源を持つことで安定した収益構造を目指しています。収益予測では、初年度売上は約3,525万円を想定しており、2年目以降は認知拡大やリピーター増加により段階的に売上が成長していく計画です。

ただし、これらの収益計画はあくまで予測であり、立ち上げ初期には売上が想定より緩やかに推移する可能性もあります。そのため、事業を安定的に運営するためには、一定期間の運転資金を確保しておくことが重要だと考えています。

今回の 1,000万円の資金は、主に数ヶ月分の運転資金の確保を目的としています。具体的には、人件費、家賃、水道光熱費、広告宣伝費などの固定費を安定して支払いながら、事業を軌道に乗せるための資金として活用する予定です。

十分な運転資金を確保しておくことで、短期的な売上変動に左右されず、文化体験の質や空間づくり、人材育成など、本事業の価値を高める部分に集中して取り組むことができます。また、安定した運営基盤を整えることで、将来的な拠点展開や文化体験の拡張にもつなげていきたいと考えています。

このような理由から、今回の資金調達額を 1,000万円と設定しています。


起業資金

1,000万円

中神 章生
性別 男性
住所 滋賀県
年齢 62歳
経歴 1986年 浄土真宗本願寺派西念寺入寺 副住職就任 1999年 株式会社親愛コーポレーション設立 マッサージ店舗12店舗展開 2005年 株式会社中島美雄商店と日本米の台湾貿易開始 同年草津市に居酒屋開設 2019年 東京寺カフェ代官山設立
職業 住職