ソーシャルワークナース事業(沖縄県)
掲載日 2017年04月05日 医療・福祉起業内容
ソーシャルワークナース事業と銘打って、
事業展開を図っております。
ソーシャルワークナースとは?(ちなみに私の造語です)
医療の在り方が、病院中心・治療中心から、
地域社会の中で寄り添う医療へとシフトする中、
看護師を有効な社会資源と位置づけ、
医療施設内から地域社会へと活躍の場を広げ、
医療・介護保険のみに頼らず、
行政サービスでは対応できないニーズに応える
事業展開を図っていきます。
今後の事業展開として、
高齢者介護および障がい者支援の分野へ、看護師という人材を通しての貢献を目指しております。
①医療・介護保険を活用した「訪問看護ステーション」の開設
②医療・介護保険に依存しない「ソーシャルワークナース事業」の展開
この、医療・介護保険を「活用する」・「依存しない」両事業のメリット・デメリットを
補完しあい相乗効果を図りながら2つの事業展開を図っていく計画です。
医療・介護保険に頼らないシニアビジネス市場へのチャレンジを図っていきます。
元気な高齢者の市場は人数で見れば要介護者の市場の約5倍とも言われています。
内閣府の平成26年版高齢社会白書によれば、要介護者等認定者数は平成24(2012)年度末で545.7万人、同年10月現在で65歳以上の人口は3079万人。これより65歳以上の人口の82.3%、2533万人がまだ介護を要しない人数となる。つまり、人数で見れば要介護者の約5倍の市場が存在するのです。
既存の、医療・介護保険依存型運営からの発想転換が必要と考えています。
保険サービスとは別の土俵での市場開拓が必要であり、
保険サービスに慣れている顧客は、保険外サービスのために、自費負担が増えることへの抵抗感が大きい。
保険外サービスを提供する場合は、既存の保険サービスとは別の土俵で行わなければならない。
保険外ビジネスでは、こうした保険ビジネスで当たり前とされている考え方からの発想転換が必要と考えます。
現場サイドでの具体的取組としては
「看護師」としての、医療知識・経験を付加価値として活用し、高齢者の孤立の解消と、健康維持に向けての生活習慣病・認知症の予防・ケアへの取り組みを図っていきます。
現在、サービスメニューの一つとして
独居高齢者の離れて暮らすご家族の依頼を受け、看護師がご自宅を訪問し、安否確認を兼ねて健康・生活チェック、健康相談をしながら簡単な家事の手伝いやおしゃべり、体操などをしながら一緒に過ごす、≪ホームサポーター・サービス≫を展開しております
現在、このテストサービス実施の中で見えてきた課題として
①安否確認・緊急対応の強化
②家事や身の回りのお世話の強化
③健康チェックの内容の強化
があげられ
①に関しては、現在、某ホームセキュリティ事業を展開している企業様との連携を調整中であり、
②に関しては、地元の便利屋さんとの連携を図ることで調整中です。
③に関しては、健康チェックに有効なツール・機器を導入していきます。
この事業は、柔軟な発想と、業種・業態を問わない幅広い連携が必要となってきます
●法人への基金拠出及び理事就任経営参加者募集
弊法人の事業理念・趣旨にご理解・ご賛同いただける方々へ、法人運営基金拠出及び理事就任経営参加者の募集を行っております。
沖縄には、ゆいまーる(助け合い、相互扶助)の精神があります。
ギブアンドテイクのしっかりした、大人のおつきあいをさせていただきたいと考えています。
どのような金銭的リターン・物理的リターンを提供できるか、ご相談させてください。
※一般社団法人の場合は、決算ごとの余剰金の分配として対応できます
※法律上、法人解散の場合は、拠出金の返還義務があります
※基金拠出と合わせて理事に就任した場合は、法律上余剰金の分配はできませんが、報酬として提供は可能です
(法人を私物化する気は毛頭なく、法人の公共性・公平性を担保し、経営強化のため理事メンバーを広く募集しています)
拠出いただいた方々は当事業の重要なサポーターとして、事業活動報告や建設的なネットワークづくりに努め、目的達成をめざしご恩に報いてまいる所存です。
円以上に縁を大切にしたいと考えております。
お互いが高めあい・利するおつきあいをさせていただきたいと思います。
少しでもご興味がありましたら、詳細をご説明させていただきたいと存じます。
よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人ナースステーションおきなわ
代表理事 山入端 立利