メタバース「ライブハウス」で、SDGを意識した音楽等のイベントを実施!
掲載日 2017年12月27日 新ビジネス・商品起業内容
弊社は、プロ翻訳家の代表と、プロ音楽家の取締役との2名で事業を展開している小さな企業です。「語学サービス」「音楽イベント企画」「物販」「出版」の4部門があり、現在は、今まで事業の柱であった翻訳部門への依存・労働集約型から脱却することを目指しています。
長期的には、音楽コミュニティ「Music Café」、語学コミュニティ「English Café」を立ち上げ、”ここにくれば仲間がいて、いろいろな情報が得られ、交流できる”、みんなが集まる場所”―というオウンドメディアを構築し、販売、企画、顧客の囲い込みを完結します。
当社の強み:
音楽―弊社取締役のプロ奏者が持つ「ステージ経験」、「講師として確かな知識と実績」、「自身の技術力を商品化する創造性」「Clubhouseで800回以上の遠隔セッション」「優れたプロの音楽集団の主宰」
語学―プロの翻訳家である私の語学力(日英・英日)および協力者の語学力(日韓)
“オンリーワン”ー様々なオリジナル商品(世界初のオカリナ専用弱音補助装置/特許5カ国にて取得)とプロ音楽家のオリジナル商品の開発と販売
当社の弱点:
弊社2名のため、常にマンパワー不足の問題がある→新しいアイデアがあっても具現化できないという悩みがあります(機会損失)。
今回の事業展開:
コロナによる音楽イベント業の縮小から発想を転換し、YAMAHA「Synchroom」という特殊アプリを使ったオンライン遠隔セッションを展開、Clubhouse立ち上げ期から総勢50名を超えるアーティストの協力を得て、また「ミュージックステーション」などで活躍するスーパー音響エンジニアのサポートにより、これまで約800回の遠隔セッションを(ほぼ遅延ゼロに近い状態で)実現しました。
また同時に、アーティスト集団の中にメタバースの分野で人気のクリエイーターが参加してくれていて、メタバースに関連する情報交換や「Cluster」「VRチャット」等の体験会を行っています。
そこで、これらを組み合わせて、5年後には大きな市場になるであろうメタバースの世界でライブハウスを構築し、そこでの遠隔セッションライブやセミナー・ワークショップの実施、企業様による商品やサービスのPRイベントなどができるようになることを目指します。
この事業によるメリットまたは目的:
●コロナ等、これから起こりうる不測の事態により再びアーティストの活動が脅かされないよう、新たな活躍の場を追加できる
●メタバースの世界は、「地球規模」なので、自社の語学力を活かして世界中の参加者と交流し、なんらかのビジネス展開の可能性を模索できる
●参加するアーティストが存在する場所にこだわらずにすみ、また移動が発生しないことから、「イベント実施により発生するゴミ、電力の消費、移動手段により発生する二酸化炭素等」を削減する可能性が生まれる
●移動ができない方(障がいをお持ちの方、寝たきりの方等)が社会活動に参加できる機会が生まれる
このように、弊社が掲げる「SDGs:Sustainable Development Goals:持続可能開発目標」は、自分たちが得意とする分野で、その分野に関わってくださる方々の事業活動や生活に資する形で、5年後、10年後でも安心安全な日々を送れるようにすることです。大企業様のようなことはできませんが、私たちにできることに精一杯取り組んでいきたいと思います。
この事業を軸に、現在申請可能な「事業再構築補助金」に申請するための準備を進めています。平成28年度ものづくり補助金にて、上記の「オカリナ専用弱音補助装置の開発」のための補助をいただきました(1000万円)。この体験を活かしてチャレンジいたします。
【必要資金の内訳】
○営業・事務担当1名 250万円
○運転資金 500万円
(広告費、アーティストへの謝礼、営業費用、商品の仕入れ・制作、著作権使用料等)
○研修費 250万円
(アバター制作のための研修、高スペックのPCおよび機材購入費)
合計 1000万
詳しくは事業計画書が御座いますのでお気軽にお問い合わせのほどお願い致します!
ご支援ご指導を賜りたく、御願い申し上げます。
【その他】
事業を展開する過程では、様々な局面があります。上昇気流に乗っている時はいいのですが、下降気味の時は自分も下を向いてしまうのが人間です。私も人間ですから、下を向かないわけではありません。しかし、そういう時こそ勝負だと思っています。何か動くことで、今まで思いつかなかったことにぶつかる、思いもよらなかった人と出逢うことが、過去にたくさんありました。その度に、実に多くの方々からご支援をいただきました。一日でも早く事業を軌道に乗せ、ご支援くださった方々にご恩返しがしたいと強く思います。
個人的には、仕事が大好きです。粘り強く、最後まであきらめず取り組むことができると思います。ただし、「私がやらなくては」という想いが強すぎる場合があり、それでは企業は成長しないと、反省もしています。小さな企業ですから、これまでは自分たちでやらなければコスト的にも回らないというところもありましたが、もっともっと企業らしく、事業を展開できるよう努めて参ります。
最終的には、利潤を追求するだけでなく、何らかの形で社会に貢献できる企業に育てていきたいと思います。