ゆうちょ法人口座の審査落ち > 10年分のページ

2026年10月9日
ゆうちょの法人口座のページは、
10年で何度も書き換わっていた。
審査の日数は、いつ延びたのでしょうか?
✔ 2020年5月の記録で「10営業日」
書き方は「おおむね10営業日」。それまでは「おおむね2週間」でした。
✖ 2022年6月の記録で「平均1か月」
書き方は「平均1か月程度」。出す書類も、このときまとめて増えています。
でも、日数より先に書き換わっていた言葉がありました。審査をする「目的」の一文です。
インターネットアーカイブに残る、いちばん古い版を開きました。
出す書類は、会社の登記の証明書、来た人の本人確認の書類、会社との関係が分かる書類、印鑑証明書、株主の名簿。できて6か月以内の会社だけ、税務署への届出の控えなどが加わります。

ゆうちょ銀行「法人口座を開設されるお客さまへ」2016年2月の記録
「未然に詐欺被害等を防止し正当な金融サービスを提供させていただくため」
審査をする目的は、こう書かれていました。この版には、決算書の文字がありません。

2015年10月の質問
「田舎の小さな会社。お客さまに頼まれて、ゆうちょにも法人の口座を開いた」
2015年の質問は、口座を開いたあとの、振込先の書き方の相談でした。開けたこと自体は、もう済んでいました。
決算書はまだ無いニャ
2016年のうちに、2回の書き換えがありました。
✔ 3月の記録で「法人番号」の書類が加わる
国が会社ごとに付けた番号が分かる書類です。
✔ 10月の記録で、本人確認は「顔写真付き」に
会社との関係を示す書類も、社員証から委任状に変わりました。
2019年6月の記録では、株主の名簿に代表者の印を押すよう書き足されています。
少しずつ書き足されたニャ
2019年6月の記録と8月の記録のあいだで、最初の一文が変わりました。

同ページ 2019年8月の記録
「「犯罪による収益の移転防止に関する法律」等で求められている事項に加え、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与を防止するため」
「詐欺被害等を防止し」が消えて、法律の名前と「マネー・ローンダリング」が入りました。日数と書類は、このときはまだ変わっていません。
先に目的が変わったニャ
書類が大きく増えたのは、目的が変わったあとでした。
✔ 2020年5月の記録で、決算書(財務の書類)が加わる
日数は「おおむね10営業日」に書き換わる。
✖ 2022年6月の記録で、許可の写し・本当の持ち主の書類・外国籍の書類が加わる
日数は「平均1か月程度」になる。

2021年11月の質問
「できて6か月以内の会社。ゆうちょの法人口座に、出資者の名簿は要る?」
2021年12月の記録までは「10営業日」でした。半年のあいだに、日数がおよそ倍になっています。
半年で倍になったニャ
✔ 2025年5月の記録で「事業内容が分かる書類」が加わる
会社案内や請求書などです。「3月から6月は2か月程度」も、このとき書き足されました。
✔ 2026年7月の記録で「平均」の2文字が消える
「平均1か月程度」が「1か月程度」になりました。
2016年の「おおむね2週間」から10年。目的・書類・日数の順に、書き換わっていました。
でも、ひとつ分からないことが残ります。なぜ2019年の夏に、目的の言葉が変わったのか。
その年の秋、海外から日本に、審査をしに来た人たちがいました。
2019年の秋を探すニャ
調べた日:2026年10月9日